多様性(ダイバーシティ)はこれからの街づくりの強みと考え、ほんのちょっとの配慮が自然にできる、人に優しい街を創ります。
障がいがあってもなくても、性別や性的志向が違っても、国籍が違っても、四街道でともに生活しています。分断ではなく、共生の道を進みます。
市民ボランティア団体の多さから、四街道にはもともと多様性を認め合う土壌があります。その強みを最大限生かし、市民みんなで住みよい街を創ります。
➀多様性を街の強みとする仕組みづくり
・三重県で既に始まり、千葉県でも検討が進んでいる「(仮称)四街道市ダイバーシティ推進計画」を四街道市でも策定するための機運を高めます。
・まずは市役所内のダイバーシティ推進を図るべく、女性職員の積極的な登用や男性の育休取得率を高めるために、取得しない場合に詳細な理由を問うなど、大胆に改革します。
②障がいのある方とその家族の笑顔があふれる街
・障がい児者の住みよさのため、バリアフリー意識の醸成やハード整備に政策資源を投じます。日常生活における困りごとには丁寧に対応します。
・県内唯一の盲学校設置市として、交差点における音響式信号、高度化ピックス、エスコートゾーンの充実や四街道駅のホームドア設置など、視覚障がい者の交通安全対策を推進します。
・四街道市手話言語条例を策定します。
・要約筆記者や手話通訳者の育成のための受講費助成、筆記や点字などによる情報提供、IT支援や介助員派遣などを通じ、障がい児者の自立や社会参加を促進します。
・障がい者雇用を推進するために、就労継続支援事業所等の量と質の確保、協力事業所の発掘を進めます。
・障がい福祉に取り組む社会福祉法人の設立・運営を積極的に支援し、市の障がい者支援策との連携を深めます。
・医療的ケア児者やそのご家族のために、保育・教育・就労等各ライフサイクルにおける受け入れ環境を整えます。多職種連携の地域支援協議会の立ち上げや、看護師、医ケアコーディネーターなど人材の確保など、市を挙げて取り組みます。
・パラスポーツやパラ芸術・音楽など、障がいのある方の生きがいづくりをサポートします。介助者も含めた施設利用料の軽減や指導者の養成等への取組を推進します。
③誰もが気軽に世界とつながれる街
・市民誰もが世界に目を向け、世界とのつながりを意識できる環境を整えます。
・姉妹都市リバモアとのより良い関係を今後も継続するとともに、SNS等のプラットフォームを利用して気軽に東南アジアの国などと教育、文化、商業、NPO等の面でつながれる「(仮称)スマートシスターシティ構想」を進めます。
・子どもたちの国際感覚を磨くための行事を充実させます。
・市内在住外国人との多文化共生を図り、お互いが気持ちよく生活できるよう、外国人生徒への日本語学習支援や社会的孤立を防止する対策を講じます
④女性・若者の力が最大限生かされる環境づくり
女性・若者の力が最大限生かされる環境づくり
・四街道市役所における女性管理職を増やすとともに、防災等女性の視点が欠かせない分野について議論する場における女性比率を高めます。
・「女性の笑顔」をテーマに、パートナーの家事負担や子育て環境の向上や、女性が楽しめる街づくりを進めます。
・街づくりに若者の力は欠かせないため、まちの魅力を高める柔軟な発想、若者同士のつながりを生む環境を整えます。四街道のこれからを担う人材の育成も視野に入れます。